メキシコシティから北に30分ほど行ったところにテポストランという街があります。
街そのものはとても小さく、メキシコシティに近いということもあり、観光地というよりはベッドタウンのような感覚の街です。

この街の中心に巨大な教会があります。
メキシコシティの中心部にある教会に比べると有名ではないため、訪れる日本人観光客は皆無ですが、ここで日本の教科書に載っている有名人の名があります。
その人の名は、フランシスコ・ザビエルです。
1549年、日本にキリスト教を伝えたことで有名な人物ですが、このフランシスコ・ザビエルを祭っているのがテポストランの教会で、教会の内部にある壁画にはしっかりとフランシスコ・ザビエルの名前が刻まれています。

 しかも、教会の祭壇は全て金張りという豪華な仕様になっており、細かいところまで細工が施されています。
天井から床まで全てに装飾が施され、ザビエルの力を象徴する教会です。
ここはイエズス会の学校としても使われており、その当時の教室や校舎を見学することができます。


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