国慶節の7日間にわたる休日の間に、ほとんどと言っていいほど現地の人に食事に誘われない日はありませんでした。毎日のように色々な友人から電話やメールが来て、「今日はうちにおいで!」との誘いがあります。多くの人は帰省をしている中、地元で残っている人たちが集まって食事をしようというのです。

中国人の食事には、知らない人の参加もOK。横に座っている人が、友人の友人であっても、温かく歓迎されるのです。ですから、私のような外国人も、誘ってくれる人の友人…。という存在であっても、一緒に食事をし、お酒を飲み、そして友人になれる…それが中国人の食事なのです。

休日の食事はほとんどが外食なので、あれこれと珍しい料理を食べることができます。そして、成都の地酒やおつまみまで、地元の人でないと知らないおいしいものを沢山教えてもらえます。

ワイワイ賑やかに、国境を越えての交わりのひと時は、中国に住んでいてよかったと思える一コマです。

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