ここ数年メキシコの物価上昇が止まりません。
メキシコ人は不満なことがあるとデモ行進をソカロ周辺で行いますが、このところデモ行進が行われる理由が値上げに反対するものが多いです。
屋台で売っているメキシコ庶民の味方「タコス」も数年前10ペソ前後だったものが現在は14ペソ前後になっています。

 特に上昇を感じるのが輸入製品で、パソコンやスマートフォン、おもちゃも輸入のものは値上がりが続いています。
この傾向はメキシコ人の生活を脅かしているだけでなく、メキシコの今後を考えていく上でもとても重要です。
メキシコの良さは人件費の安さと広い土地、そして材料を安く手に入れることができることです。
この魅力にひかれてたくさんの企業がやってきました。
このまま物価の上昇が続いていくと、メキシコの良さがなくなってしまうのではないかと危惧しています。
物価の上昇に伴って貧富の差がどんどん拡大していくことも懸念されており、このままで大丈夫なのかと企業では考えているところが多いです。


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