中国の人にとって、お正月(旧正月)は親戚の家でゆっくりとおしゃべりして過ごすのが日常的。でも、いろいろな都合で帰省できなかった人も少なくありません。

日本では、お正月の初売りや、初詣などに行かれる方も少なくありませんが、中国では、初詣もそこそこに、開いている施設である「動物園」に皆が向かいます。この場所なら、子供たちも大満足ですし、大人たちも少しの間、子供たちから解放されてのんびりと時間を過ごすことができるのです。

ただ、問題となるのは、数少ないお正月に開く公共施設の中に、かなりの人が殺到すること…。多くの人が田舎に帰ったとしても、まだまだ残っている人の数は半端ないほどです。

動物園の入り口付近はいつも大渋滞。そして迷子も続出です。入園の券を購入する人でごった返ししているだけでなく、自動車を停めようとする車、そしてそれを待つ家族で大混乱してしまいます。

写真の様子は、開園前の動物園前。開園までまだ30分あるというのに、人が続々と集まりつつあります。そして、この後に大渋滞が発生する予定…。毎年のことながら、動物たちもお正月なのにゆっくりとできない様子です。

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