1月20日の寒い寒い吹雪の後、一旦気温が上がり、雨混じりの凍った雪が降りました。この凍った雪、降った端から凍っていくので、町中の全てを氷で覆い尽くしてしまうんです。そして、木も氷で覆われました。

この氷で覆われた木、調べたら日本語では霧氷と呼ぶんですね。この霧氷、ケベックの冬には毎年何度か起こりますが、今回の霧氷はかなり分厚く、その後も寒い日が続いているのでなかなか溶けません。綺麗に晴れた日には、陽の光が反射して、キラキラと光り輝いて本当に綺麗なんです。

特に並木道になっている道などは、両側の木が光り輝いて眩しいくらいです。まるで満開の桜のトンネルの下を通っているようなウキウキした気持ちになりました。風が吹くと、凍った枝同士がぶつかり合ってシャランシャランとまるで風鈴のような綺麗な音も立てるんですよ。

寒い寒いケベックの冬ですが、時折見せてくれるこんな自然の美しさがあるので、長い冬も耐えられる気がします。

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