ケベックはもともととても教会の力の強い場所だったそうで、教会がとてもたくさんあったのですが、昨今は毎週日曜日に教会に通う若者は少ないせいか、経営が立ち行かなくなってしまう教会も増えているそうです。実際に日曜日のミサが終わる頃の時間帯に教会の前を通りかかると、教会から出てくるのは高齢者ばかりです。

驚くことに、元教会だった建物が売りに出されていたり、改装されて図書館やアパートになっている建物もあるんですよ。
教会が改装されたアパートは、天井が高くて内装もとても素敵なのですが、ここは冬はマイナス30度にもなる寒い地域。天井が高いお宅は、暖房代がとても高くなりそうで主婦としては気になるところです^^;

ところでこの秋、ケベックの旧市街の中にあったやはり元教会だった建物が、文学美術館として生まれ変わってオープンしました!
オープン日から数日間は美術館の前で様々なイベントが開かれていました。
教会としては役割を終えてしまった建物でも、やはり歴史のあるとても素敵な建物。
こうして美術館としてたくさんの人に利用される形で蘇るのは、とても素敵なことですよね。


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