日本人にとってなくてはならないお味噌汁と同様に、もしくはそれ以上にアメリカ人はスープが大好き。日本で風邪をひいたときの定番がおかゆや玉子酒なら、アメリカではチキンスープ。

アンディ・ウォーホールの絵で有名なキャンベル社のスープ。その中でも、使ったことがない人はいないといわれるチキンヌードルスープ缶は、2014年に、80周年を迎えました。そのまま温めて食べるだけのスープもありますが、こちらは、2倍濃縮タイプ。
缶を開けた中身をお鍋に注ぎ、空いた缶ひたひたにお水もしくは牛乳を入れ加える、というのが、基本的な作り方。とても簡単です。

同じ2倍濃縮タイプのクリームマッシュルームスープは、スープとして飲むのはもちろん、ポットラック、いわゆる持ち寄りディナーの定番、『グリーンビーンズ・キャセロール』のソースとしての使われ方の方が良く知られています。
大きなボールに缶のグリーンビーンズ、クリームマッシュルームスープを入れ混ぜた後に、キャセロールディッシュに入れて、上に、オニオンフライをトッピングして出来上がり、という手軽さ。小麦粉を炒めて作ったホワイトソースと自家製オニオンフライで作った本格的なグリーンビーンズ・キャセロールも素敵ですが、なぜかアメリカ人受けするのは、やっぱり食べ慣れた缶バージョン。
アメリカ人宅の御呼ばれ時にちょっと持っていく料理としては、さっとできてハズレなしの献立です。けれども、打ち合わせなしだと、誰かと被る可能性大なので、気を付けてくださいね。


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