カリフォルニアの雨季は1月から3月となるのですが、基本的には大して降りません。この90日の内にトータルして2日降るかという感じなのです。

ところが、2019年は例年とは異なりました。1週間ずっと雨が降ることもあるほど、異常気象ともいえるものでした。そして、それが、3月になっても続いており、降水量ももちろん例年以上となり、そのことにより起こったことが、蝶の異常発生です。

2月終わりから3月にかけて最高潮だったのですが、運転をしていても蝶がその視界を邪魔してきて、自分の目に入ることはないのに目を閉じるなんてこともあったのです。






蝶が増えた理由は、雨によりエサが増えたからです。この蝶はカリフォルニアから隣のオレゴン州まで行き(隣の州ですが日本縦断以上の距離です)、最終的にメキシコへ帰ります。そのため、メキシコではモナルカ蝶がこの時期の観光名物ともなっていて、メキシコ各地からそれを見に行く人は多いのですが、その量は、この比に及びません。


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