新品・中古品・ビンテージ品など不要なものを販売する、日本でいうところの「フリーマーケット」のようなものが、ここイギリスでは「カーブーツセール」と呼ばれ開かれています。
車のトランク部分を開いて、そこに販売者が腰をかけ目の前のテーブルもしくは地面に敷物か何かを敷いて販売することから、車のトランク部分を意味する「カーブーツ」という言葉は使用されているのです。
イギリス国内各地で、大小様々な規模のカーブーツセールが開かれており、基本的には土日など週末のみ開催されることが多いほか、11~2月は冬季で開催されず、3~10月に開催されているカーブーツセールが多く見受けられます。
日本のフリーマーケットと恐らく最も異なるのが、「ガラクタ」の販売率です！
「え！？これ売れるの？というか売っていいの？！」というものが、平気な顔で販売されています。
たとえば、ホテルに置かれているような使い捨てのスリッパや、履いて少しくたびれた中古の男性用パンツなど、目を疑うようなものに出会えるのも、ある意味カーブーツセールの面白さであり楽しみでもあります。
そんなガラクタのなかで、たまに運良く掘り出し物に出会えることがあるからこそ、足を運んでみるときっと楽しめるはずです。
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