アメリカ生活をしていると何かと困るのが税制です。
法律が州ごとに異なるというのは、よく知られていますが、税制に関しても大きく違います。
特に違いが大きいのが日本でいう消費税に当たるセールタックスと呼ばれるものです。

セールタックスは、シカゴやシアトルでは9%以上、それに対してオレゴン州などでは0%です。
さらに生活必需品に関しては0%だが、そうではないものに関しては数%というものによって税率が違うのを採用している州もあります。
旅行者がよく利用するホテルに関してもホテルタックスがかかり、これも州によって異なります。

アメリカでは日本と同じように税抜き価格を記載していることが多く、これに諸税がかかってくるので、慣れるまでは金額の変化に驚くと思います。
自分が生活している州の税制に関してはある程度知っておくとよいですが、非常に複雑なので理解をすることは難しいかもしれません。
しかし、税の安い州は覚えておくとよく、ビジネスや観光などで税率の低い州を訪れた時には、そこで買い物をするのもよい方法です。


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