ジュネーブ(Geneva)では、90年以上も続いたフェスティバルがありました。

「ジュネーブ・フェスティバル(Fêtes de Genève)」と呼ばれるフェスティバルは、当初はフラワー・フェスティバル(Fête des fleurs)」と呼ばれていたそうです。
1947年にはキャバレーなどのパフォーマンスがあったり、コンサートなども開かれ、コスチュームエレガンスコンテストのようなコンテストも開催されたりしてかなり盛り上がったそうです。




その後フェスティバルの規模も拡大します。モンブラン橋(Pont du Mont-Blanc)を期間中閉鎖したため、イベントが行われる範囲もさらに広くなり、来場者も拡大していきました。
また、フェスティバル開催期間もだんだんと長くなっていき、1999年以降は10日以上の期間で行われていたそうです。




色んな屋台やショップ、遊園地などがレマン湖畔に並び、様々なホテルやレストランなどともタイアップして大人気だったジュネーブ・フェスティバルですが、まさかの2016・2017年とも赤字になってしまったということです。
実際にその年に私も訪れましたが、赤字とは思えないほどの訪問客がいましたし、すごく賑わっていたイメージがあったので驚きました。




そして、ついにジュネーブ・フェスティバルは90年以上続いた歴史に幕を閉じてしまいます。
大規模なフェスティバルは終了してしまいましたが、花火大会や小規模なフェスティバルは沢山行われているということですので、完全に終了した感じではなさそうです。

ジュネーブ・フェスティバルに変わる小規模なフェスティバルはどんなものが行われているのかを次回ご紹介します。


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