イギリスでは、10月頃から街のいたるところで、赤いポピーの花を見かけます。紙でできたポピーの花をつけている人もいるし、車の前に日本の正月のしめ縄のようにつけている人もいます。

これは、11月11日、第一次世界大戦停戦記念日のためです。日本人は、「戦争」と聞くと第二次世界大戦を思い浮かべますが、ヨーロッパ人にとっては、第一次世界大戦を「Great War」というように、数百万人という多くの戦死者を出した苦い戦いだったのです。






教会前には手作りのポピーの花。
募金をするとポピーをもらえる仕組み。日本の募金と似ていますね。

戦死者が多く出た場所からたくさんのポピーが咲いたため、戦死者を弔う花として、毎年この時期になると赤いポピーの花を戦死者のために手向け、平和を願うのだそうです。

平和を願う気持ちは海を越えても同じなんですね。とても感慨深いです。
クラシックバレエのチュチュで作られたポピーの花。珍しいのでパシャり。








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