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旅先で仕事するという新しい働き方「ワーケーション」旅と仕事は共存できる?

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ワーケーションとは

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「働き方改革」が始まり、企業でさまざまな取り組みが実施されている中、「ワーク(Work)」と「休暇(Vacation)」を組み合わせた造語、「ワーケーション」という働き方が話題に。休暇を利用し、旅や帰省をしている合間に仕事をするという、新しいワークスタイルです。情報通信技術が発展している現代ならではの働き方として注目され、「旅と仕事」という観点から、航空会社や旅行会社もプランを発表。実際にどのようなことが実現できるのでしょうか?

ワーケーションじゃなくても、旅先で仕事しがちな日本人

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ワーケーションという形ではなくても、旅行中に仕事のメールチェックをしたり、ついでに返信してみたりと、休暇中にちょっと仕事をしたことありませんか?メールが溜まりすぎるのは嫌だし、仕事に戻った時のことを考えると少し軽減させておきたい、仕事仲間や相手先に迷惑をかけたくない、などの理由でつい仕事のことが気になってしまうことも。国内外問わずネットが通じていれば、遠距離にいても誰かと繋がっていられる時代、急用で会社から連絡が…なんてこともあるかもしれません。

ワーケーションのメリットとは

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ワーケーションという考え方であれば、休暇中に仕事をするのが前提なので、通常の休暇より長めに休みを取れるというメリットも。旅先や帰省先などで日中働きつつ、朝や夕方以降は自由に時間を使うことができます。有給休暇を取りにくい風潮がある日本で、有給休暇を取得しやすくなるのでは、という見方もあるようです。有給休暇とワーケーション休暇をどう区分するか、果たして分けて考えることができるのかは難しいところですが。

ほかにも、休暇中に旅行しながら稼ぐ「副業」としての考え方もありますが、こちらは本業の会社の意向を十分考慮する必要が。さらに、旅行として地方に滞在しながら仕事と観光を両方するという観点から、都市部から地方への人や仕事の流れを作り出す「地域創生」にも影響があるといえるようです。

JALが実施する「ワーケーション」サポート

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航空会社「日本航空(JAL)」では、ワーケーションサポートの公式ウェブページを開設。ハワイでのワーケーションに特化したプランを紹介しています。ビジネスセンターなどのワーキングスペースを完備したホテルや、5日以上の滞在で特典を付けるなど、ホテルと航空券がセットになったプランを予約できます。

JAL「ワーケーションサポート」ページ: https://www.jal.co.jp/intltour/jaldp/workation/

JTBとスノーピークスが共同企画した法人向け「ワーケーション」

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旅行会社「JTB」と、アウトドアオフィス事業を手掛ける「スノーピークビジネスソリューションズ」が共同企画したのは、ハワイでの「ワーケーション」を推進する法人向けサービス「CAMPING OFFICE HAWAII」。JTBが提携している現地のホテルやレストラン、レジャー施設などを利用して「オフサイトミーティング」の機会を提供するプランで、室内のワーキングスペースとしてJTBハワイオフィス内のスペースが利用できたり、屋外の大自然の中でキャンプなどを通じたチームビルディングのプランなどを提案しています。今後、個人向けのワーケーションプログラムも視野に入れた取り組みが予定されているそうです。

・JTB公式サイト: https://www.jtbbwt.com/casestudy/travel/post-181.html

・スノーピークス公式サイト: https://snowpeak-bs.co.jp/campingoffice

・CAMPING OFFICE HAWAIIパンフレット: https://www.jtbbwt.com/casestudy/camping_office_hawaii_selltool20190606.pdf

参照: PR Times「CAMPING OFFICE HAWAII」

個人のワーケーションを支援「WORKATORS(ワーケイターズ)」

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個人のワーケーションを支援する「ワーケイターズ(WORKATORS)」というサービスも登場しました。副業に興味をもっている人や、起業を考えている人、自由に働きたい人など、さまざまな目的でワーケーションに興味をもつ人、主にフリーランスで働いている人がターゲットになっているようです。4段階の会員ランクによって月額が設定され、地方で実施されているプロジェクトへの参加や、ワーケーション中に便利に使える宿泊施設などを利用できるなど、それぞれのランクに合わせた特典が受けられるようになっています。

WORKATORS(ワーケイターズ)公式サイト: https://www.workators.com/

参照: PR Times「WORKATORS(ワーケイターズ)」スタート

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旅行や帰省など、旅先でまで仕事に縛られたくないと感じる人もいるかもしれません。ネット環境から距離を置いて、休暇中は思う存分自分の時間を過ごしたいという考え方もありますよね。一方で、旅行中に敢えて仕事をすることで、自由な時間と仕事の時間を有効に使えるのでは、という見方も。有給休暇とワーケーション休暇の区分や副業についてなど、まずは会社側の検討が必要になりそうですが、「ワーケーション」というスタイルが、今後日本でどのように受け取られていくようになるのか注目です。

[Photos by CAMPING OFFICE HAWAII, ワーケイターズ and shutterstock.com]

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2019/10/15 07:30  Copyright (C) 2019 TABIZINE All Rights Reserved.

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