アジアやアメリカに比べると遅れている中南米のキャッシュレス文化。
そんな中、2018年にメキシコに参入してきたのがアマゾンのフィンテック事業「アマゾン・リチャージブル」です。

メキシコでは銀行口座を持っていない人が多く、クレジットカードの保有率も全体の3割と言われています。
こうした人をターゲットに参入してきたカードで、コンビニでチャージするプリペイドカードのようなものです。

実際に「OXXO」など、メキシコ国内で展開しているコンビニエンスストアでチャージすることができ、利用するときもクレジットカードのように利用するだけで決済が完了します。
外国人の駐在員はほとんどがクレジットカードを持っているのですが、持っていない人にとっては便利と人気が高まっています。

現在、メキシコ政府もキャッシュレス決済に力を入れており、今後、ポイント優待などの付加価値が付くのではないかとも言われています。
アマゾンの参入で、メキシコ決済事情も変化していきそうです。


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