イタリアでは、高速道路は旅行や仕事の移動のための大動脈。

しかし、お腹が空いたときにちょっと立ち寄る高速沿いのサービスエリア、お世辞にも食事が美味しいとは言えません。
そのため、旅行し慣れている人は、いちど高速を降りて食事をします。
そして、最寄りのガソリンスタンドに立ち寄り、地元の人が行くレストランを尋ねるのです。

今回下りた高速の出口は、「バルベリーノ・ディ・ムジェッロ」。
フィレンツェからそれほど遠くない場所にあります。

そして、地元の人に教えてもらったレストランは、「ラ・カヴァッリーナ」。
このレストラン、トラックの運転手さんたちにも大人気。

というのも、巨大な肉の塊が、オリジナルの七輪に乗せて供されてくるからです。
和牛ほどはありませんが、イタリアにもキアニーナ牛をはじめとするブランド牛が存在します。




せっかくのお肉、あまりに大きすぎて食べているうちに冷めてしまい味が落ちてしまった、という経験は誰にでもあるもの。
そんな悩みを解決するために、このレストランでは下部におこした炭を入れた鉄製の七輪に乗せてお肉を持ってきてくれます。




トラックの運転手さんが好みそうな豪快さに加え、お菓子担当の男性がオープンキッチンでひたすらさまざまな素朴なお菓子を作っている様子も見ることができます。


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