日本食が地方都市まで進出しつつあるメキシコで、日本食があると名乗っているお店で必ずあるものが「TENPURA(天ぷら)」です。

では、メキシコの日本食店の天ぷらはどのようなものでしょうか。

まず、具材は海老、烏賊、玉ねぎなど日本で揚げられているものと変わりません。ニンジンやかぼちゃといったものを天ぷらにしているところもあります。

大きく違うのが「衣の厚さ」です。

メキシコのは、天ぷらというよりもフリッターに近い感覚で、衣がかなり厚めです。
サクサクとした触感よりもしっとりとしているので、量を食べると重たく感じます。
また、味付けは基本塩であり、天つゆのようなものはありません。

メキシコ人の中には「天ぷら」と「寿司」が二大日本食と思っており、この2つはどのお店にもあります。
日本と比べると違和感があるかもしれませんが、味としては近いものがあります。

価格も盛り合わせで頼んでも500円程度と安いので試してみてはいかがでしょうか。


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