メキシコ料理を習い始めて不思議に思ったことが「砂糖」を使わないということです。

タコス、ポソレなど、メキシコを代表する料理作りにおいて料理過程で砂糖は一切使いません。
それを象徴するように、スーパーなどに行っても大袋に入った料理用の砂糖は少なく、ほとんどがコーヒーに使うようなスティックやお菓子用のグラニュー糖などばかりです。

この理由を現地の人に聞くと「砂糖はデザートや飲み物で取るから必要ない」とのこと。
確かにメキシコのデザートは非常に甘く、飲み物も砂糖たっぷりのものばかりです。

日本で料理をする時には砂糖を使うのが当たり前なので、そのことを現地の人に伝えると非常に驚かれます。

そして、そのメキシコ料理の文化の中に最近入ってきているのが「照り焼きソース」です。

これまで砂糖を使った甘辛ソースというのは経験がないメキシコ人にとって、この味は斬新な味として受け入れられています。
そのため、焼き鳥、照り焼きハンバーガーなどを日本食として販売しているお店も多くあります。


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