2019年今年の秋はぶどうが大豊作で、色々な珍しい種類のぶどうが格安で市場に出回っています。
日本ではお目にかからなかったような形や色のぶどうを目にすると、ついつい買ってしまうのですが、どれも糖度がかなり高く美味しいぶどうばかりです。

スーパーやデパートにも、有名な産地で採れたばかりのぶどうがズラリと並んでいます。昨年よりもかなり安い値段で売られているので、多くの人が手に取ってみるかと思いきや、あまり関心がない様子です。

それもそのはず。地元の人は少しだけ傷みかけたぶどうを購入して、自家製の葡萄酒にしてしまうからです。デパートで並んでいるぶどうは、お客の訪問がある時や祝い事の時に購入するくらいで、ぶどうと言えばもっぱら葡萄酒作りのことばかり考えているようです。

地元の中国人のお宅にお邪魔することになり、葡萄酒を一緒に作ることになりました。日本で梅酒を漬けるような大きめのガラスのボトルを自分用に持参したのですが、すぐに却下。それでは小さいと、もっと大きめの本格的樽のようなガラスのボトルを借りることになりました。

その中に、今年収穫した色々なぶどうを種類ごとに葡萄酒にしていきます。沢山の種類の葡萄酒が出来る予定で、どれがどのぶどうからできる葡萄酒なのか覚えきれないほどの種類の葡萄酒を作りました。1カ月ほど待つと葡萄酒は飲めるようですが、どうやら1年以上はありそうです。また本物のぶどうをお腹いっぱい食べる贅沢も今年は味わえそうです。


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