スペインの大都市や観光地では物乞い-通りすがりの人々からお金を恵んでもらういわゆる乞食をよく見かけます。観光地では路上の他に大手のスーパーマーケットの入り口や教会の前などで座っています。

中には犬を飼っていたり、タバコを吸っていたり、ビールまで飲んでいる物乞いもいるから驚きです。自分一人の食い扶持稼ぐのでさえ大変なのに、どうして犬までと思いますが、動物好きの人はその犬に同情してお金をあげるようです。






またある時、ジプシーの貧しい身なりをした乞食のお婆さんの後をつけていったら、何と豪邸に住んでいたとか、片足のないおじさんの乞食は一日が終わると義足をつけて、普通の人と同じように歩いて行ったとか、こちらでは物乞いもきちんと仕事として成り立っているようです。

貧しい国の物乞いと違って、やっている人に悲壮感はありません。
やっぱり「乞食は3日やったらやめられない」は本当かもしれません。

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