2002年ユーロが導入されたときはスペイン経済はバブル期でした。

ちなみに不動産価格も1996年915€/m2が2002年1667€/m2から始まって2007年には2905€/m2まで高騰が続きました。当然バブル期は失業率も1桁で押さえられていましたけれど、2012年バブル崩壊後は一挙に26.10%まで跳ね上がって、2015年も20.84%と高い失業率が続いています。

2015年の失業率は日本は3.51%ですが、ヨーロッパでも低い失業率のドイツ4.72%やイギリス5.60%の国々に出稼ぎに出るスペイン人も増えているのが現状です。






いまだスペイン経済復興の兆しがみえない現在は、スペイン国内大小の都市でこのような張り紙がしてある空き店舗をいたるところで見かけます。

また開店用に内装工事をしたものの、一度もオープンすることがなかった店舗や開店しても十分な顧客を維持できずにビジネス展開することなく、2ヶ月足らずで閉店する店など、まだまだスペイン経済は低迷期が続いています。



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