カーネルおじさんでお馴染みのKFCですが、もちろんバリ島にも、島内のいたるところにKFCのお店が存在します。
バリ島内のKFCの正確な店舗数は分かりませんが、だいたい大きな道であれば、同じ道沿いに2,3店舗は見かけるので、かなりの数あるのではないでしょうか?
それだけ、現地の人々に受け入れられているKFC。
その人気の秘密は、なんと言っても、衣がたっぷりと付いた、フライドチキンにあると言っても過言ではありません。




聞いた話ですが、あるとき、数人の小学生の男の子が行方不明になりました。いつもの帰宅時間になっても帰ってこなかったため、心配になった親たちは隣近所を捜しまわりました。
とうとう警察を呼ぼう、となったとき、自転車に乗った子供たちが、悪びれることなく帰ってきたのです。
当然、大目玉をくらった子供たちですが、「どこに行ってたの?」という質問に、「自転車でKFCに行ってきた。」と答えました。
フライドチキンが食べてみたかった子供たちは、それぞれにおこずかいを握り締め、みんなで2時間かけて一番大きなKFCに出かけたんだそうです。

このお話は、街中にKFCまがいのファーストフード店が、林立するようになる前のお話。
いまでは、フライドチキンを扱ったファーストフード店が、まるで雨の後のタケノコのように、たくさんあります。
なので、もしも子供たちが、KFCのフライドチキンが食べたい!と思ったなら、いつでも食べることができるのです。




お値段も、KFCよりもはるかに経済的。
フライドチキンとご飯、甘いアイスティーのセットで約100円だから、ローカルの人々もよく買って食べているみたいですね。
ちょっと店名が怪しいお店が多いですが、ちょっと小腹が空いたときには、とっても便利です。


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