2015年の統計ではスペイン国内に居留する外国人の割合は総人口の6.1パーセントとなっています。大都市ほど外国人比率は大きくなり、世界中様々な国から人々が入植して他民族国家の様相を呈しています。それでもバブルがはじけて経済不況の今は、自国に帰る外国人もいます。

外国人数で一番多いのはルーマニアです。それにモロッコ、イギリス、中国、イタリアと続きます。あとは言葉の問題がない南米諸国からの移民、そして南スペインには地理的に近いアフリカからの難民も多く流入しています。






スペイン国内の大都市や人気の観光地では、街を歩いていてすれ違う人のしゃべる言葉は様々です。近年特に増加しているのが国家間で協定が結ばれている中国からの移民で、中国ショップとレストランは至るところで目にします。

また南部アンダルシア地方は、退職後の人生を送るのにイギリスや北欧の寒い地域からの人々が、温暖な気候に惹かれて多く移住しています。

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