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懐かしいのに新しい!創業130年のホテルで味わう”松本民芸”の洗練とぬくもり

松本民芸家具の優しいぬくもりに包まれる洗練空間

ステンドグラスや木枠の窓、洗い出しの床・・・ロビーに足を踏み入れると、時を刻んだ飴色に輝く松本民芸家具に包まれる「松本ホテル花月」。外界と時の流れが異なっているような、ゆったりとした空間でウェルカムドリンクをいただきながらテーブルチェックイン。

重厚さはあるのですが、松本民芸の木の優しいぬくもりからでしょうか、気負うことがない心地よさが素敵です。それにしても、飴色に艶光りする松本民芸の家具が美しいこと。しっとりと艶があり、どっしりとしていて存在感もたっぷり。

明治20(1887)年の創業間もないころから使い続けられているものもあるのだとか。大切に使えば100年以上持つといわれる松本民芸の家具は、スタッフが毎日手入れをして、愛情を注ぎ込み、時を重ねながら大切に使われているのです。

客室に行くことを忘れてしまいそうなほど、ゆっくりとした時の流れが心地よいロビーラウンジ。その一角には、130年を超えるホテルの歴史を物語る写真が。

明治後期の写真だそうですが、この三角屋根のエントランス、現在も4本の円柱とともにホテルのファサードを彩っています。

パリのアパルトマンみたいな日常を少し超えた心地よさ

ホテルは本館と旧館からなっていますが、本館はオフホワイトと高い天井を基調とした現代的なコンフォータブルな装い。旧館は漆喰や木の梁などが残るレトロな雰囲気。

本日の客室は、レトロロマンチックで松本民芸のぬくもりが味わえる旧館。その客室に辿り着くまでも、中2階のスキップフロアや天井の梁、複雑に上階へと伸びる階段など、随所に建物の魅力を見ることができます。

5階建ての旧館は、もちろんエレベーターで客室へアクセスできますが、昭和48年竣工の迷子になりそうな(!?)建物のおもしろみを感じながら、館内探検するのもおすすめです。

扉を開けば、真っ白な漆喰と木の梁に彩られたヨーロッパのアパルトマンを思わすような客室が現れます。

どれひとつとして同じ造りはないのに、以前からここに住んでいるようなぬくもりと瀟洒な雰囲気が素敵。

客室の椅子やテーブル、飾り棚、ベッドに至るまで民芸家具で統一されています。2016年にリブランドされたのですが、そのときのペルソナ(ターゲット)は、なんとフランス人のジャンとエマだったとのこと。

そんな海外への視点を加味した客室は、日常を少しだけ超えた洗練とぬくもりが同居していて心地よいのです。

ツインルームに加えてシングルールームもこの通り。天井の高さなども各客室によって異なります。

真っ白いバスルームは清潔感いっぱい!ふかふかのタオルをはじめとしたアメニティーも豊富にそろっています。

ホテル滞在と松本滞在を楽しませる「もてなし」という心遣い

実際に宿泊したのはデラックスツインルーム。約34平方メートルの広さがあり、入口を入るとウェイティングスペースのようになっており、松本民芸のテーブルと椅子がお出迎え。

ブラインドからの陽光を受けて白さが際立つ漆喰の廊下を進んで寝室に。全米売り上げNo.1を誇るサータ社製のベッドが配され、白と茶の色合いしかないのですが、何にでも染まりそうな限られた色が、逆に心を豊かにしてくれそう。

端正な表情で客室を引き立てる、家具のぬくもり感もたまりません!

ルームキーまでが、しっとりした飴色に輝いています。

金色のドアノブを回せば、バスルームが。

このバスルームにひと目惚れ!シンクの木枠の鏡の向こうには猫足風のバスタブが備えられ、薬棚のようなショーケースにはタオルなどのアメニティーが並びます。

シャンプーやコンディショナーは、日本製のアロマドール。ふわっと広がるダージリンティーの香りが豊かなバスタイムを演出!

客室には湯かごも。実は館内にはアルプスの湧水を使った大浴場があるんです。湯かごのほかに草履や着心地のいい民族衣装のようなルームウェア、靴下までそろっているではありませんか。

この靴下、よ~く見てください!滑り止めがついていますよね。松本に来たなら国宝・松本城を訪れるのは王道。城内は板張りで階段も多く滑りやすく、それを見越したホテルのおもてなしなのです。松本城へは明日行く予定・・・こんな細やかな配慮が心憎いですよね!

客室に備えられた肉厚ふわふわのスリッパも、なかなかお目にかかれない秀逸のアメニティーです!

アルプスの湧水を使ったお風呂&松本民芸あふれる喫茶室

大浴場は女性が本館の1階。男性が旧館の地下1階。名水百選にも選ばれたアルプスの雪解け水が湧水となった「深志の水」を使ったお風呂。

全長6メートルほどの広々とした湯船には湯があふれ、温泉気分でのんびりできること間違いなし!肌触りもよくて、さらりとした湯が身体を温めてくれます。

もうひとつ、ホテル滞在中にぜひ利用したいのが喫茶室「八十六温館(やとろおんかん)」。店内は、どこに座ろうか悩んでしまうほどゆったりとした時が流れ、漆喰の壁、天井に渡る梁、ステンドグラスの灯り、そして松本民芸家具のぬくもりに包まれています。

店名の由来にもなった86度で丁寧に一杯ずつ淹れられる芳醇なネルドリップコーヒーのほか、ハッシュ・ド・ビーフや6代目の女将(社長)手作りのケーキやプリンなどを楽しむことができます。

松本ホテル花月

住所:長野県松本市大手4-8-9

電話番号:0263-32-0114

料金:1泊朝食付き9000円~(旧館) 9500円~(本館)

CHECK IN/OUT:15:00/11:00

客室数:89室

アクセス:JR「松本駅」お城口より徒歩15分(無料送迎バスあり)

URL:http://matsumotohotel-kagetsu.com/

※2020年6月現在、新型コロナウイルス感染症対策のためサービス体制や料理提供方法などが通常と異なることがあります

[All Photos by (C)tawawa]




2020/06/06 15:00  Copyright (C) 2019 TABIZINE All Rights Reserved.

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