北アメリカ大陸の中でも東部に位置しているトロントは、アメリカ国境のすぐ北側にあり、五大湖を挟んでニューヨーク州と隣接しています。
その為、深夜バスやLCCの路線でNYやシカゴなどアメリカ東部の主要都市へのルートが発達しており、航空券の費用も日本からと比べると断然お得に済みます。

今回はトロントからアメリカに旅行に行く際の交通手段について、バスと飛行機に分けてお話しします。

1. バス
ダウンタウンのDundas駅から程近い「Toronto Coach Terminal」というバス専用の駅はトロントからカナダ国内やNYを中心としたアメリカへ行く際のメインバスターミナルです。
ターミナルHPより引用(http://torontocoachterminal.com

バス会社は主に「グレイハウンド」と「メガバス」の2社が運航しており、早朝に出発の便から深夜にオールナイトで行く便まで頻繁に出ています。値段も安い値段から早い者勝ちで埋まっていき、基本的に出発日が近ければ近い程、値段が上がる仕組みになっています。
Megabus
http://ca.megabus.com//default.aspx

Greyhound
https://www.greyhound.ca

特にメガバスは最安だと1ドルでNYに行けるチケットもあるそう!
早め早めの計画がお得に旅行できるコツの様です。

2. 飛行機
トロントではダウンタウンの西の端にある「トロントピアソン空港」が主要空港として使われ、国内外の様々な都市へ路線が就航しています。NYを中心としたアメリカへの路線のみならず、中南米やヨーロッパに行くのにも便利な空港です。
しかし個人的にオススメなのが、オンタリオ湖に浮かぶトロントアイランドの中にある「ビリービショップ空港」です。




空港HPより引用(http://www.portstoronto.com/Airport/About-Us.aspx

こちらは島の中にあるだけあって、トロントピアソン空港と比べるととても小さな空港なのですが、モントリオールやオタワなどのカナダ東部の主要都市やNYなど近隣のアメリカ主要都市への路線が充実しています。「Porter」というLCC路線がメインで離発着しているので、価格もリーズナブル。何より小規模空港な分、空港使用料などチケット代にプラスされる分の値段が安く済み、荷物のチェックインや保安検査なども長い列に並ばずスムーズに終わらせることができます。
これまではダウンタウンの港から空港行きの船が出ていましたが、昨年地下トンネルがオープンし、行き来がしやすくなりました。

Porter
https://www.flyporter.com/Flight?culture=en-CA

トロント滞在の際に少し足を伸ばしてNYやシカゴに格安で行くのも楽しそうですね!


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