日本で空港を利用する機会が多い方は、その空港ごとに異なる建物のデザインやラウンジの雰囲気、おいしい飲食店やお土産屋さんにマッサージ店など、空港自体を商業施設や観光施設のように楽しむ方が多くいるでしょう。
実際、空港側もそのニーズを考慮して飛行機に乗る必要が無い方でも楽しめる要素をふんだんに提供しています。

しかし、そんな日本とは異なり、フィリピンでは空港へ自由に入れないというのをご存知でしょうか?
フィリピンのほぼ全部の空港では、飛行機のチケットを持っている人でなければ空港の建物自体に入ることができません。

搭乗時間まで家族と一緒にいたい方や保安検査場の手前まで見送りに行きたい方がいたとしても、自分の分のチケットが無ければそもそも空港に入れないのです。
その理由としては、フィリピンでは今なおテロの危険性が高く、空港は重要施設として狙われる可能性が高いからです。
不審人物を空港に入らせないため、用事のない人物は進入禁止として警備員や自衛隊が入り口を見張っているのです。

最近では建物に近づくのも禁止される空港もあるので、空港の出口で待ち合わせをする予定がある方はご注意くださいね。


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