車仔麺ってどんな麺？【香港】

香港の街を歩いていると、「車仔麺」と書かれたお店が目に入ることがあるかもしれません。
車の仔の麺ってなんでしょう？

車仔麺というのは、今は食堂の形でやっていますが、もともとは「車仔」と呼ばれるリヤカーのようなものに、麺と具を積んで、商売していたので、こう呼ばれるようになりました。

車仔麺は、麺と具とスープを自分で選べるのが特徴です。
その3つの組み合わせで、様々なバリエーションができるのです。

■スープ
ふつうのスープ、辛いスープ、すっぱいスープ。
この3つが基本ですが、店によっては、さらに多種類用意しているところもあります。

■麺
卵麺、米粉、河粉、米線、伊麺など、これも自分の好きなものを選んでください。

■具
最後は具です。
すでに味付けのされた具が用意されていて、好きなだけ選べます。
もちろん値段はそれによって変わります。
牛肉、スジ肉、豚肉、魚団子、いか団子、ウィンナー、ワンタン、水餃子、大根、豆腐、湯葉、うすあげ、野菜、、、たくさんあります！

具をたくさんのせると、もちろん高くなっていきますが、そんなにのせても食べられませんので、通常は、スープと麺を選んで、2-3種類の具を選ぶことになると思います。
それで大体25～35ドル（500円前後）ぐらいです。

スープと麺と具を変えるので、何度食べても飽きることがない車仔麺。
ぜひお試しください。