ロンドンの赤バスはもはや赤バスではない！？【イギリス】

ロンドンといえば、赤い二階建てのバスを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。今でも赤いバスはロンドンの代名詞でもあり、赤バスをデザインしたポストカードやマグカップはロンドン土産として観光客には絶大な人気です。

しかし、最近はバスの表面が広告に使われており、アディタスの広告が全面に書かれた黒いバス、ポップコーン広告の黄色いバス、その他青や白などカラフルなバスを多くみかけるようになりました。






数年ごとに新しいバスが生産されており、デザインも微妙に異なります。最近の型は、環境に配慮された排ガスの少ないタイプで、窓ガラスも広いので、余裕があれば2階の一番前にすわるのが、景色が堪能できるのでオススメです。「余裕があれば」と書いたのは、2階にいると降りそびれることがあるからです。階段も狭くて、かなりゆれるので、足腰の弱い人は2階はオススメできません。

古いバスは、後ろの扉がなくてなかなかスリリングです。現在は、セントポール大聖堂へ向かう15番のバスが、古いタイプのバスを使用しています。






車好きの方で、もっとバスの歴史を知りたい方は、トランスポート・ミュージアムがオススメです。初代の馬車の形から現在の赤バスの形に至るまでの歴史がわかります。その他にも、鉄道、地下鉄やタクシーなどの乗り物に関しても当時の等身大の乗り物が展示されていおり、非常に充実しています。

バスは地下鉄よりも本数が多いため、全線のマップはありません。しかし、「City Mapper」というアプリがあり、徒歩、バス・地下鉄・鉄道、および車のすべてのルートをすぐに提示してくれます。検索にはインターネット接続が必要ですが、あらかじめルートを調べておいてお気に入りに登録しておくと、オフラインでも使用できるためロンドン観光でバスを使用したい方にはオススメのアプリです。