ケベックのテーブルゲームで、Pichenotte(ピシュノット)というゲームがあります。
70センチ四方くらいの大きさの木のボードの四隅にポケットがあり、木製のドーナツ型の球をこのポケットに落とすという、ちょっとビリヤードにも似たようなゲームです。

違いは、ビリヤードのようにキューで球を球をつくのではなく、指で弾くということ。
たいてい4人でプレイしますが、2人ずつの2グループに分かれ、同じグループの2人がそれぞれテーブルの四方に向かい合って座ります。

ドーナツ型の球は赤と緑に分かれているのですが、それぞれのチームが赤、緑と分かれ、自分の手球である白い球を親指と人差し指で弾き、自分のチームの色の球をポケットに落としていきます。
自分のチームの球を全て落とし終わったら、最後に、グレーの球と黒い球に手をつけることができるのですが、この2つを連続で落とすことができたら勝ち、というルール。

ルールもあまり複雑ではないので子供でも楽しめることから、人が集まるとこのゲームをすることがよくあります。
夕食を食べた後にテーブルを片付けてボードをセッティングし、ワインを飲みながらみんなで盛り上がると、とっても楽しいですよ。


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