スペインはとてもコーヒーを飲む機会の多い国です。朝食時、休憩時間、食後に。カフェで、パン屋さんで、バルで、レストランで、そして自宅でも。
今回はスペインのコーヒー事情についてご説明します。

基本的にコーヒーを頼むと、エスプレッソ、スペイン語ではカフェソロ(café solo)です。薄めが欲しければ、カフェ・ラルゴ(café largo)かカフェ・アメリカーノといえば薄めた状態で提供されます。

おなじみ、カフェ・コン・レチェ(café con leche)はエスプレッソとミルク半々のカフェラテです。これを頼むとよく聞かれるのが、「温かいミルク?冷たいの?」(Leche caliente o fria?)です。冷たいミルクで頼むと、お店によってはガラスのコップで出される事もあります。

日本ではお目にかかれないのが、コルタード(cortad)で、これはエスプレッソに少量のミルクを加えた物で、昼食後によく飲まれます。

冷たいコーヒーを飲むコーヒーがほとんどないスペインでも、最近は徐々にアイスコーヒーが普及して来ています。冷たいコーヒーを飲みたい時はカフェ・コン・イエロ(café con hielo )を注文します。

アツアツのエスプレッソと砂糖、そして氷の入ったグラスを持って来てくれます。ガムシロップはないので、砂糖を熱いコーヒーに入れてから氷の入ったグラスに移して飲んで下さい。コーヒーをこぼさずにグラスに移すのはちょっと難しいですが、日本では体験する事はないだろうから、ちょっと楽しいかもしれませんね。

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