携帯電話の急速な普及により、日本では、街中の公衆電話がどんどん消えて、駅構内でさえも公衆電話をあまり見かけなくなりました。一方、ロンドンは、海外からの旅行客も多く、貧富の差から携帯を持っていない人も少なくないため、いまだに街中心部ではたくさんの電話ボックスを見かけます。




ロンドンといえば、上の写真のような赤いおしゃれな電話ボックスが特徴です。
お土産屋さんでは必ずといっていいほど電話ボックスのイラストが登場します。




ところが、最近、黒いバージョンの電話ボックスや、冴えない、普通の電話ボックスも設置されるようになりました。
特に下の電話ボックスは、観光のメッカであるコベントガーデンにあるにもかかわらず、日本にあるような普通のボックスです。




下の写真は、車椅子の方が使用できるように、ドアが無く、やや幅広に作られています。
しかし、車椅子用の電話ボックスは非常に数が少ないため、本当に車椅子の方の役に立っているのかは謎です。




あまりにも使用されないためか、中で休んでいる(住んでいる!?)路上生活者の方もいらっしゃるので、開ける時には気を付けましょう。


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