お祭りの多い事で有名なスペインですが、夏には各地で「フィエスタ・マジョール」が行われます。
その中でもバルセロナのグラシア地域で行われる「フィエスタ・マジョール・グラシア」はとにかく目立つ存在です。




グラシア地区は歴史が深く、露地は他の場所に比べるとかなり複雑です。
この複雑な露地のあちこちの通りや広場がそれぞれにテーマを持ち装飾されます。
お祭りの途中で通りの装飾のコンテストも行われる為、どの通りもかなり力が入っています。
コンテストの順位は決定次第、通りの入り口に貼り出されるため、観光客もその年の順位を知る事ができます。




このお祭りの見どころは通りの装飾だけではありません。
「コレフォック」と呼ばれる悪魔の衣装を着た人達が行う花火のアレードはびっくりすること間違いなしです。
悪魔の衣装を着た人達は手に持った花火を振り回すので、火花が飛び散ります。
時には観客めがけて走ってくる事もあります。
やけどをする程ひどい目にはあいませんが、火の粉が洋服に当たるとこげる可能性は大いにあります。
悪魔の近くに行きたいかは、個人の責任になります。
火の粉を浴びて楽しみたい方は、ぜひこげができても惜しくない洋服でお出かけ下さい。



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