ロンドン市内は道が狭く、通勤ラッシュの時間帯には大渋滞となります。バスに乗るよりも歩いた方が早いこともしばしば。ならば、地下鉄があるじゃないか、と思うかもしれませんが、地下鉄の一ヶ月の定期台は市内のゾーンのみでも、月々約1万5千円(1回乗車で約500円)します。






そこで活躍するのが、自転車です。観光客用のレンタル自転車もあり、駐輪場は市内にたくさんあるので、乗り捨ても可能です。現地の銀行口座を持っていればレンタル自転車を借りることができますが、残念ながら、大抵の日本人旅行客はヨーロッパの銀行口座を開設していないので、使用することができません。






通勤に使用される自転車はマウンテンバイクがほとんどで、日本でおなじみのママチャリは見かけたことがありません。日本と異なり、車と同じ道路を走らなければならず、道も狭く、車体の背丈が大きいバスが自転車や車の視界を遮るため、自動車と自転車の接触事故が非常に多いので危険が伴います。
普段、マウンテンバイクで車道を走り慣れていない日本人には、向いていないかしれません。






上の写真は、車道と自転車用の道路が分かれていますが、分かれていない道路のほうが圧倒的に多いです。


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