ローヌ川岸にたたずむ美しい街アヴィニョンは、城壁で囲まれた小さな旧市街地に見所がぎっしり詰まっており、まるでおもちゃ箱のよう。中世の時代に法王がこの地を拠点としていたことから、荘厳な法王庁宮殿があり、この街の観光の目玉となっています。






法王庁宮殿は、宮殿の中の観光に加えて、夜間のライトアップおよび夏季のみプロジェクトマッピング・ショーを行っています。






ショーの内容は、アヴィニョンの歴史で、宮殿の内庭で繰り広げられる360度のプロジェクトマッピングは圧巻です。マッピングは非常に工夫されており、建物の造形を生かした芸術性の高いものとなっています。






ローム川にかかるサン・ベネゼ橋は、「アヴィニョンの橋で踊ろよ、踊ろよ…」の歌で世界的に有名となった橋で、12世紀に架けられました。橋が途中で途切れて未完成なのは、ローム川の度重なる氾らんが原因です。






氾らんのたびに修復していたため建築費用がかさみ、建築が中止されたそうです。しかし、この未完成な姿こそが、美しさを際立てているようにも見えます。





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