パリからアヴィニョンを経由して、約4時間かけて到着する小さなアルルの街は、多くの旅行客を引きつける中世の姿を残した古代ロマンの町です。






この町は、画家ヴァン・ゴッホが愛した地でもあり、ゴッホのモデルとなったカフェ・ヴァン・ゴッホや、ヴァン・ゴッホ橋、さらに、ゴッホが入院していた病院(現在は、図書館、学校などの施設になっています)は観光の目玉となっています。






市内には数多くの保存状態が良い貴重な遺跡群が残っており、コンスタンティヌス帝時代の4世紀に作られたコンスタンティヌス共同浴場やローマ墓地、古代の地下回廊などが一般公開されています。






また、フランス最大で2万人が収容できる円形闘技場では、期間限定(復活祭〜9月)で闘牛イベントが行われており、小さな町アルルの重要な収入源となっています。






さらに、アルルから車もしくはバスで約1時間のところにあるカマルグ湿地帯は、広大な湿原地帯全体が国立公園となっており、ヨーロッパで唯一、野生のフラミンゴが見られる場所です。






アクセスが限られているため、日本から行くのは大変ですが、馬に乗ってテクテク散歩しながら、美しい自然を楽しめるおすすめの観光スポットです。

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