シドニーといえば、なんといってもオーストラリアを代表する世界遺産オペラハウスが有名ですよね。白い貝殻のような、そして、船の帆のような独特な形状はとても優雅で綺麗です。

設計者は計画決定当時無名だった建築家ヨーン・ウツソンという人です。独創的な形状と構造設計の困難さなどにより工事は大幅に遅れ、1959年に着工して、完成は1973年でした。当初4年の工事のはずが、最終的には16年の歳月と1億200万ドルの費用がかかったそうです。






ホールの構成はオーケストラの演奏会などが行われるコンサートホール、オペラが行われるオペラ劇場、ミュージカルや演劇などが行われるドラマシアター、プレイハウス、ピアノ演奏会など小規模な演奏会が行われるスタジオシアターがあります。

その他、5つのリハーサルスタジオ、4つのレストランと6つのバーなどがあり、オペラや演劇、コンサートなど年間1600以上のショーが上演されています。






優美な曲線を描く屋根は、小さなタイルの組み合わせで構成されていて、スウェーデン製のタイルが100万枚以上使われています。白一色に見えますが、光沢のある白色と光沢のないクリーム色の2色が使われています。

白だけだと、光を反射しすぎて眩しいからという配慮がされているそうです。ロックスやハーバーブリッジの上、海を走る船の上からなど、いろんなアングルのオペラハウスをみてみることをオススメします。





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