ガイドブック等でも紹介されているレストランバルです。
お店はバルン地区の小さな広場に面した所にあります。
開店前には列ができている程の人気店で、店内は狭いので開店直後に行くと一回転か、場合に寄っては二回転するまで待たないと行けないので、時間の節約の為にも開店前に並ぶのをお勧めします。

店内はカウンター席のみで、カウンターの向うでは数人の料理人と一緒に名物オーナーのペップさんも調理をしています。
そして、このバル、なんとメニューがありません。
カウンターの向うの食材を見て食べたい物を伝えて作ってもらいます。
ただ、言葉の不自由な観光客にはちょっとハードルが高いですよね。
その場合は、お店のスタッフから「おまかせでいい?」と聞かれます。
このお勧めには、通常「新鮮な小魚の素揚げ」が入っているのですが、私たち日本人には日本でも味わえる普通の味、わざわざスペインで食べなくてもいいかな?と思うかもしれません。




そこで、私のお勧めは「Almejas con jaóm(アルメハス コン ハモン)」アサリと生ハムです。
「アルメハ」と言うだけでも伝わります。
そして、貝がお好きな方にぜひお勧めしたいのが、「berberechos(ベルベレチョス)」です。
日本語では「ザルガイ」と呼ばれる小さな貝ですが、味が濃厚でとても美味しいです。

レストランでも食べる事のできないペップさんの創作タパスはちょっと普通のバルで食事するよりもちょっと高いですが、行く価値のあるバルです。



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