暑い時期はすっぱいものを食べたくなりますが、夏の時期が長い中国の南方では、ピクルスが一年中、日常的に食べられています。
日本では酢の物というとキュウリなどを思い浮かべますが、こちらではキュウリや大根やなど野菜だけではなく、果物などさまざまな種類のピクルスが食べられます。
全体的に味は甘酸っぱくて、ぽりぽりっとした食感が特徴です。
ピクルスによっては赤い唐辛子の粉末が振りかけてあるものもあります。

多くの人が好んで食べるので、ピクルス専門店もたくさんあります。
個人の経営する小さなお店が多いですが、たいてい量り売りなので、ピクルスを選んで好きな分だけ取り分けて購入します。

興味深いのは果物のピクルス。
筆者はマンゴーのピクルスを中国で初めて食べました。
完熟の甘いマンゴーは知っていましたが、熟していない、果肉が硬い皮が緑色のマンゴーはピクルス用だそうです。
マンゴーのピクルスは程よい酸味と自然な甘さ、そしてと唐辛子の辛さが特徴です。
もし中国で見かけたら、果物のピクルスを試してみてはいかがでしょうか?


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