みなさんは「もじゃもじゃペーター」という絵本を知っていますか?
ペーターをはじめとする、言うことを聞かないいたずらっ子たちが、最後に罰を受けるという、教訓を込めた絵本で、ドイツ人なら誰もが知っている有名なおはなしです。

この絵本の作者ハインリッヒ・ホフマンはフランクフルトの出身。そのため、この絵本についての博物館もフランクフルトにあります。






閑静な住宅街にある“もじゃもじゃペーター博物館”は、作者ホフマンの生い立ちからいろんなイラストレーターによって描かれたペーター、更には各国語に翻訳された“もじゃもじゃペーター”の本がズラリと並んでいます。もちろん日本語訳の本もちゃんと展示されています。

ちなみに英語バージョンは「トム・ソーヤーの冒険」の作者、マーク・トウェインによって翻訳されたんですよ!この本が最初に発表されたのは1845年。その当時のくらしやフランクフルトの様子などものぞくことができ、こじんまりとしているけれど楽しくフランクフルトを学ぶことができる博物館です。






この博物館の所在地はフランクフルトの中心地ハウプトヴァッヘから歩いて10分ほどの住宅街の中。にぎやかなショッピング街とは違い、静かな並木道を歩いていると、まるでフランクフルトに住んでいる気分!?

いつもの観光とは一味違う、フランクフルト発の絵本の博物館、お話を読んだことのない人でもきっと気に入るはず! 時間があればぜひ行ってみてほしい博物館です。

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