11月29日よりマレーシアとシンガポールは、新型コロナワクチンの接種完了者を対象とした隔離なしの渡航を可能とする「ワクチン・トラベル・レーン(VTL」を2021年11月29日からスタートさせました。
これにより、約2年ぶりに空路&陸路にてお互いの国を行き来することができるようになりました。
今回は、空路にてシンガポール・マレーシアを移動した際のVTLについてお伝えします。

まず、陸路についてですが、現在の所マレーシアのジョホール州ラーキン・バスターミナルからシンガポールのクイーンストリートバスターミナル間を指定のバス利用の往来のみとなっています。
両国からそれぞれ1日1440人合計2880人、そして利用できるのはどちらかの国民・永住権取得者・長期滞在パス保有者のみが対象となるため、日本人は陸路を利用することはできず、国籍や目的を問わない空路での移動に限られます。
そしてVTL専用のフライトを予約しなくてはなりません。

また、このVTLを利用できる条件としてワクチン接種が完了していること以外に、
・出発前14日間連続でシンガポール・マレーシアに滞在していること、
・出発48時間以内のPCR検査結果が陰性なこと
・コロナ関連の治療及び入院費用最低10万RM(約270万円)又は3万SGD
(約250万円)をカバーする保険に入っていること
・それぞれの国の「コロナ追跡アプリ」がダウンロード済みなこと
・それぞれの到着空港でのPCR検査予約&支払い済みなこと
  検査費用:シンガポールは、125SGD(約10,500円)
  マレーシアはQuick 470RM(約13,000円)Normal 350RM(約1万円)
・シンガポール入国には、事前にVTP(ワクチン・トラベル・パス)の申請と
 入国3日前に医療申告電子フォーム(SG Arrival Card)の提出などがあげられます。



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