海外旅行に行ったときに、日本と違う習慣や文化に驚いた経験はありませんか?フランスに住んで数年になりますが、いまだに慣れないことがたくさんあります。今日はそんなフランスの常識や文化を紹介したいと思います。

まずフランスで本当に困るのが、街なかにトイレが少ないうえ有料なこと。最近は無料の公衆トイレも増えていますが、公園や駅に設置してあるトイレは基本的に有料です。ショッピングモール内のトイレでも有料の場合がまれにあります。コンビニのように気軽に寄れるトイレがないのは本当に不便。トイレの料金は0,5ユーロ(約70円)~1ユーロ(約140円)ほどです。旅行の際は小銭を常に持っておくことをおすすめします。

次は病院が予約制ということです。もちろん緊急の場合は予約なしで行けるところもあるのですが、基本的には初診であろうとなんであろうと予約が必要です。予約をしているのに、長時間待たされることもしばしばで困ってしまいます。日本ではどの医療機関でも治療内容が同じなら料金は同じですが、フランスでは医療機関のカテゴリーによって金額を設定することができるため、料金に差が出るのも日本との大きな違いです。




最後は電車の無賃乗車をする人の多さです。フランスでは駅員は無賃乗車を取り締まったりしません。なので、改札を平気で飛び越えたり、他の人と一緒に改札を通ったりする人がたくさんいるんです。不定期で検札員が取り締まりをしていますが、無賃乗車はいっこうに減りません。検札員はとても厳しく、たとえ切符をなくしてしまった場合でも容赦なく罰金を払わせます。フランスでバスや電車に乗る時は気をつけてくださいね。

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