今回は、夏のパリの定番イベントとなっている野外映画をご紹介します。野外映画はパリ市内の何箇所かで行われるのですが、たいていは入場無料で飲食物の持ち込みも自由なので、外でのんびり映画を楽しめます。

もっとも規模が大きくたくさんの人が集まるのが、パリ19区にあるラ・ヴィレット公園で行われる野外映画。ラ・ヴィレット公園はパリでもっとも大きい公園の1つで、その公園の一部の芝生の上に巨大なスクリーンが設置され、野外映画スペースへと変わるのです。



今年も7月から8月にかけてラ・ヴィレット公園で野外映画が開催されます。今年のテーマは「ダンス」。ダンスに関わる、年代も製作国もさまざまな作品の上映が予定されています。映画はオリジナル音声にフランス語字幕ですが、ダンス映画なら言葉がわからなくても楽しめるものが多そうです。

入場は無料でビーチチェアの無料貸出も可能。スタンドで飲み物を買うこともできるので、手ぶらで行っても楽しめますが、多くの人は食べ物や飲み物を持ち込んで、映画が始まるまでのんびりアペリティフを楽しみます。上映が始まるのは日が暮れてからなので、もっとも遅い時期だと22時頃です。
夏にパリに行く人はぜひパリジャンに混じって野外映画を楽しんでみてください。

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