これまでパリでは、バイク・原付きは路上駐車スペースが無料で利用できましたが、今年の9月から有料となるとこが決まりました。これは環境汚染対策の一つで、電動バイクや自転車などの環境に優しい移動手段を推奨するためです。

パリでは、大気汚染の数値が高い時には車の走行に制限をかけたり、自転車などの利用促進のために自転車購入などに助成金がもらえるなど、いろんな環境対策が行われているんです。



今回の駐車有料化では、すべてのバイクや原付きが有料駐車の対象となるわけではなく、電動バイクなどは対象外となります。

有料となる時間帯は、月曜~土曜の9時~20時。20時以降と日曜祝日は無料です。料金は区によって違います。パリの中心である1区~11区は、1時間3ユーロ(約410円)、2時間6ユーロ(約820円)、3時間12ユーロ(約1,640円)で、6時間では37,5ユーロ(約5,100円)まで上がります。12区~20区は、1時間2ユーロ(約280円)、2時間4ユーロ(約550円)、3時間8ユーロ(約1,100円)で、6時間では25ユーロ(約3,400円)です。

有料化には、バイクや原付きの駐車マナー向上という目的もあるようですが、バイクや原付きの利用者からは有料化に反対の声が上がっています。違法駐車など新たな問題が起こりそうな気もしますが、少しでも環境に優しい乗り物に移行する人が増えることに期待したいです。

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