旅行本では空路の出入国しか記載されていませんが、陸路の出入国はどんな感じなんでしょう。今回はカンボジアへ陸路で行った場合の出入国についてご案内したいと思います。

ホーチミンから一番カンボジアに近い国境の街はモクバイです。モクバイに着くと、セオムと言ったバイクタクシーのおじさんたちが「カンボジアビザ?」と聞いてきます。彼らはビザ更新のお手伝いを仕事としている人です。ほんの数メートルの距離を乗せて、何十ドルも要求してくるぼったくりもいますので気を付けましょう。






まずはベトナムの出国手続きです。建物の中に入ると2つカウンターがあります。右側が一般、左側が賄賂を渡しすぐにスタンプを押してもらえる列のようです。お金を払えば素通り出来るようで勧誘がしつこいです。勧誘に気にせず列に並んでスタンプをもらいましょう。

無事に出国が出来ると、今度はカンボジアに入国です。
陸路ならでは、歩いて国境をまたぐことが出来るのは嬉しいですね。

カンボジアに入国する際は入国ビザが必要です。用紙をもらい、記入します。
ここでビザ料金を払うのですが、ビザ料金に5ドル上乗せされて請求。どこもかしこも賄賂が必要なんですね。支払いは米ドルとなります。

入国許可書を貼ってもらい、入国審査へ。入国審査では10本の指の指紋をスキャンします。特に入国理由なども聞かれず、スタンプを押してくれました。その後手荷物検査をして終了です。

カンボジア国境沿いのバベットはそこら中にカジノがあります。どうやらベトナム人たちがカジノの為に国境越えをしているようで、カンボジアなのにベトナムドンも使えてしまいます。陸路の出入国は簡単ですが、賄賂を要求されるのでとにかくイライラします。陸路の際は強い心を持って出入国に望んでください。

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