クリスマスのデザートといえば、日本では華やかなデコレーションケーキですが、アメリカではケーキよりもクッキーなんです。多くの家庭ではクリスマスに向けて1,2週間前からクッキーを大量に焼きはじめ、家のガレージ(倉庫や車庫のようなもの)に保管します。

ガレージは温度が低く、クッキー保存にぴったりなのです。ごちそうの後でコーヒーとともにいただくクッキーは素朴な味わいでほっとします。

クリスマスクッキーにはいろんな種類があります。チョコチップクッキー、シュガークッキーなどの日本でもおなじみのクッキーはもちろん、シナモン風味のスニッカードゥードルに、キスチョコをトッピングしたピーナツバターブロッサムというアメリカならではのクッキーなど、数えきれないくらいのレシピがあります。これらを何種類も大量に焼き、クリスマスの期間にみんなで食べるのです。

スーパーや雑貨屋などには、クッキーを入れるための小さめのギフトバッグや缶が売られていて、アメリカのお母さんたちは友人や同僚たちとクッキー交換を楽しみます。

これは、各家庭で焼いたクッキーをお互いに少しずつ交換するもので、いろんな味を楽しむことができます。






今回のクリスマス、我が家で焼いた分とクッキー交換でもらった分を合わせると、15種類ほどのクッキーが集まりました。枚数は数えていませんが、1種類20枚は(少なくとも)ありましたから、すごい数です!ケーキに比べると簡単に手をのばしやすいので、ついつい食べ過ぎてしまうのが困りものです。

いろんな種類をトレイに載せておくだけでもテーブルが華やかに見えます。次のクリスマスに向けて、クッキーレシピ集めをしておくのもいいですね!


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