ヨーロッパでパンの美味しい国はどこでしょう?と聞かれてドイツを思い浮かべる方は少ないかもしれません。
日本人にはあまり馴染みがありませんが、実はドイツはパンの種類が豊富など事で有名なのです。
厳密に分類すると、その数なんと2000種類以上!
一般的に知られているものだけでも300種類はあるそうです!
その中でも最もポピュラーで、これぞドイツのパン!と言っても過言ではないのがプレッツェルです。

ドイツ語ではBrezel(ブレーツェル)と言い、語源はラテン語のbracchium(腕)から来ています。
なぜ腕なのか?名前の由来は諸説あるようですが、修道士が教会に入り、祈りを捧げる際にする腕組のポーズをモデルにしていると言われています。
そうすると、よく見る形とは逆のこちらの向きの方が、腕を組んでいる様に見えなくもない!?ですね。




さて、プレッツェルと聞くと、カリカリのクリスピー食感を思い浮かべる方が多いと思いますが、それはドイツからアメリカに伝わったプレッツェルが、アメリカ人好みに改良されて日本に伝わったものだそうです。
本場ドイツのプレッツェルは、ふんわりモチっとしていて、表面に粗めの岩塩がまぶしてあります。
私は、朝食や小腹が空いた時に、バターを付けて食べるのが大好きですが、こちらでは、ビールのあてにもプレッツェルを食べます。
ビールを食べながらパン!?と思いますが、絶妙な塩加減がなんとも合うのです!
世界一のビールの祭典オクトーバーフェストの会場でも、巨大なプレッツェルが飛ぶように売れるのがその証拠でしょう。
ドイツにご旅行の際は、朝食やお酒のあてに、お好きなスタイルでプレッツェルを楽しんでみてはいかがでしょうか。


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