中国・海南島“漁船沈没事故”、船員8人全員の遺体引き揚げ…捜索活動終了=中国報道
中国・海南島“漁船沈没事故”、船員8人全員の遺体引き揚げ…捜索活動終了=中国報道
中国・海南省海上捜索救助センターは10日午後、同省の南西岸沖で3日に発生した漁船とコンテナ船の衝突事故について、沈没した漁船に乗っていた船員のうち、行方不明となっていた2人の遺体を発見し、引き揚げたと発表した。

3日午前0時15分ごろ(現地時間)、中国船籍の漁船「粤南澳漁36062」とパナマ共和国船籍のコンテナ船「SITC DANANG」が、同省海南島の三亜港から西に約60海里離れた地点で衝突した。漁船が沈没し船員8人が行方不明となった。

9日午前には沈没した漁船の中から6人の遺体が発見されたが、残り2人の行方が不明となっていた。

10日も引き続き捜索活動が行われ、同日午前11時ごろ(現地時間)、船室から船員2人の遺体を発見。同日午後2時ごろまでに遺体が船上に引き揚げられ、三亜港へと移送された。

これで「粤南澳漁36062」の船員8人全員の遺体が引き揚げられ、捜索活動は終了した。

現在、当局は「粤南澳漁36062」と衝突したコンテナ船を三亜港に停泊させ、事故調査を行っている。
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