中国・主要70都市の住宅価格、7月は前月より下落＝中国報道

国家統計局は15日、7月の中国の住宅価格変動を発表した。中国主要70都市の住宅価格は前月より下落した。また、前年同月比の下げ幅は全体的にやや縮小した。

「一線都市」の新築住宅価格は前月比で0.2％下落した。下げ幅は前月より0.1ポイント縮小した。うち、北京が横ばい、上海が0.3％上昇した。広州が0.3％、深センが0.6％、それぞれ下落した。「一線都市」の中古住宅価格は同1.0％の下落だった。下げ幅は前月より0.3ポイント拡大した。そのうち、北京が1.1％、上海が0.9％、広州が1.0％、深センが0.9％、それぞれ下落した。

「二線都市」の新築住宅価格は同0.4％下落した。下げ幅は前月より0.2ポイント拡大した。中古住宅価格は同0.5％下落で、下げ幅は前月より0.1ポイント縮小した。

「三線都市」の新築住宅価格は前月と同じく同0.3％下落。中古住宅価格は同0.5％下落で、下げ幅は前月より0.1ポイント縮小した。

一方、各都市の新築住宅価格を前年同月比でみると、「一線都市」は同1.1％の下落で、下げ幅は前月より0.3ポイント縮小した。「二線都市」は同2.8％下落、下げ幅は0.2ポイント縮小した。「三線都市」は同4.2％下落、下げ幅は0.4ポイント縮小した。

主要70都市のうち、新築住宅価格が前年同月より上昇したのは5都市で、前月より2都市増加している。

また、各都市の中古住宅価格を前年同月比でみると、「一線都市」は同3.4％下落で、下げ幅は前月より0.4ポイント拡大した。「二線都市」は同5.6％下落、下げ幅は0.2ポイント縮小した。「三線都市」は同6.4％下落、下げ幅は0.3ポイント縮小した。