長江デルタ鉄道、「暑運」の旅客輸送人数が過去最高…延べ1億8400万人＝中国報道

中国鉄路上海局集団有限公司によると、ことしの「暑運」（夏の特別輸送体制）期間（7月1日～8月31日）、長江デルタ地域の鉄道（以下、長江デルタ鉄道）の旅客輸送人数は前年同期比3.4％増の延べ1億8400万人を超えて、過去最高を記録した。

また、同期間には88万台の貨物列車が運行され、貨物輸送量は同9.4％増の3692万トンにのぼった。

「暑運」期間、長江デルタ地域からは北京や成都、広州、深セン、重慶などへの直通列車の利用が増加し、直通旅客輸送人数は延べ4081万人以上となった。長江デルタ地域内の旅客輸送人数は延べ1億4300万人だった。8月に入って一日あたりの旅客数は延べ270万人以上を保ち、8月16日には単日の旅客数としては過去最高となる延べ375万8000人にのぼった。

一方、上海にある高速鉄道駅の同期間の旅客輸送人数は延べ2825万人、一日あたりの平均は延べ45万6000人で、前年同期より6.0％増加した。うち、上海南駅が延べ346万4000人、上海松江駅が延べ219万6000人で、いずれも過去最高を記録した。