中国・中西部地域の対外貿易が好調…1-10月は6兆6800億元=中国報道
中国・中西部地域の対外貿易が好調…1-10月は6兆6800億元=中国報道
ことし1-10月、中国の中西部地域の物品貿易額は6兆6800億元(約145兆7000億円)で、対外貿易の成長率は引き続き全国をリードしている。

中部6省(山西、安徽、江西、河南、湖北、湖南)の物品貿易総額は前年同期比9.52%増の3兆1800億元(約69兆3000億円)にのぼった。

中部地域の対外貿易は「新しい」がキーワードとなった。新三様(電気自動車・太陽電池・リチウム電池)関連製品の輸出が同47.35%増加した。うち、電気自動車が125.39%増加している。また、ハイテク製品が中部地域の輸出総額の3割近くを占めている。

西部12省・市・区(内モンゴル自治区、広西チワン族自治区、重慶、四川、貴州、雲南、チベット自治区、陝西、甘粛、青海、寧夏回族自治区、新疆ウイグル自治区)の物品貿易総額は同8.9%増の3兆5000億元(約76兆3000億円)で、過去最高を記録した。

西部地域の「一帯一路」共同建設国との輸出入額は2兆2000億元(約47兆9000億円)で、全体の6割以上を占めた。また、民営企業が引き続き対外貿易の主力となっているほか、外資系企業と国有企業の輸出入の成長率がいずれも10%を超えた。
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