中国・満洲里鉄道口岸、ことしの貿易量が200万トン突破…全国1位＝中国報道

中国最大の陸路口岸（通関地）である満洲里鉄道口岸では、27日の時点で、ことしの貿易量が2000万トンの大台を突破し、2011万9700トンに達した。これは過去最大規模であり、引き続き全国1位となっている。

満洲里鉄道口岸は中欧班列（国際貨物列車）の「東ルート」として、アジアとヨーロッパ市場を結ぶ重要拠点となっている。ことし1-11月に満洲里鉄道口岸を通行した中欧班列の本数は4945本、貨物輸送量は51万2396TEUにのぼり、確実に成長している。

同口岸は輸送効率を高めるために各措置を実施し、貿易貨物の業務処理時間を2時間以内におさめて通関効率を年初より10％向上させた。同時に、満洲里駅の拡張工事が進められており、今後、越境貨物輸送サービスの保障水準がより高まるものと見られている。